タイトル | : VC++2008での最適化(報告) |
投稿日 | : 2008/07/02(Wed) 14:20 |
投稿者 | : kane |
ソースコードを一切変更せず、コンパイラオプションの変更のみで (Visual C++ 2008 Express Edition)で最適化を施しましたところ、 3%〜17%の性能向上が認められました。 (元からのgogo.dllを再コンパイル版で上書きしてテスト) すでに100個ほどエンコード・デコードのテストをしましたが、 音質やソフトの安定性に問題はないようです。 自前でコンパイルに挑戦されようとしている方の参考になればと 思い、こちらの掲示板に報告させていただきます。 (コンパイラオプションなどは、冗長になるので 省略させていただきます。) [DLL] ver. 3.13 ( May. 20 2004 ) [O S] Microsoft Windows Series SP1 [CPU] Intel Pentium Pro/2/3/Celeron Dual / 2673.5 MHz GenuineIntel ID : 0/0/6/F/D SPEC : 0xBFEBFBFF 初期DLL VS2008 性能向上率 Q=0 FPU 47.31 52.37 10.70% Q=0 FPU MMX 56.61 59.55 5.19% Q=0 FPU SSE MMX 67.19 69.79 3.87% Q=0 FPU SSE2 SSE MMX 68.68 71.85 4.62% Q=5 FPU 94.06 108.4 15.25% Q=5 FPU MMX 94.37 111.07 17.70% Q=5 FPU SSE MMX 219.36 245.03 11.70% Q=5 FPU SSE2 SSE MMX 227.64 250.51 10.05% Q=8 FPU 114.43 32.94 16.18% Q=8 FPU MMX 115.79 134.11 15.82% Q=8 FPU SSE MMX 323.88 364.62 12.58% Q=8 FPU SSE2 SSE MMX 334.88 374.71 11.89% (追加)コンソール版も同様にコンパイルできました。